静電気による事故
様々な作業現場では静電気の発生が非常に問題となることがあります。
たとえば、冬の日にドアノブなどの金属を触ることによって金属に帯電していた静電気が指先に放電されて痛い思いをすることがあります。
特に化学繊維を用いたツナギ服は、摩擦等によって静電気が発生しやすくツナギ服自体に帯電する場合があります。
また、帯電した静電気は埃などを寄せ付けやすくなるため、ユニフォームとしての清潔感が失われることがあります。
作業服自体に帯電した静電気によって、作業現場で静電気が原因の爆発事故や火災事故が発生しています。
事故を未然に防ぎ、安全を確保するつなぎ服
そういった静電気の被害を防ぐためにあるのが、『帯電防止素材を使用したツナギ服』です。
この商品は、労働安全衛生規則により、各事業者が爆発の危険のおそれがある場所において作業をを行うときに、労働者に静電気帯電防止作業服、及び静電気帯電防止用作業服を着用させ、労働者の身体、つなぎ服等に帯電する静電気を除去する為の措置を講じなければならないと定められています。
帯電防止素材のつなぎ服を使用することによって、日常の作業現場においての静電気における事故やトラブルを回避でき、作業者はより安全に仕事をすることができます。
安全のためにまずできる事
価格的にも特殊なツナギ服だからといって高価なものでもなく、通常のツナギ服と変わらない価格帯で購入することができます。
したがって、帯電防止素材を使用していないツナギ服を使用するよりも、帯電防止素材を使用したツナギ服を使用する方がデメリットがなくメリットがあります。